相続に備える

生前の財産管理​

Q

.後見人はどのようなことをしてくれるのでしょうか。

A

後見人の仕事は、本人の意思を尊重し、かつ本人の心身の状態や生活状況に配慮しながら、必要な代理行為を行うとともに(身上監護)、本人の財産を適正に管理していくこと(財産管理)です。

具体的には、本人のために診療・介護・福祉サービスなどの利用契約の締結や、本人の預貯金の出し入れ、不動産の管理等が挙げられます。

後見を申し立てる動機は、預貯金の管理・解約、介護保険契約、不動産の処分、相続手続(遺産分割協議等)、保険金の受領、訴訟手続等様々です(内閣府成年後見制度利用促進委員会事務局「成年後見の現状」平成28年9月23日)。

 

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