同族会社の支配権争いを含む遺産分割事例

企業の経営者が被相続人となる遺産分割においては、相続人間で同企業の支配権争いも併せて問題となることが多々あります。
本件は、相続財産の中に、被相続人が生前に経営していた会社の株式が含まれており、当方依頼者も含めて複数の相続人が後継者候補となっていました。結果的に、税理士の協力の下で適正な株式価額を算定し、当方以外の相続人が保有する株式を自己株式取得により買い取る形で、会社の支配権を当方依頼者に移転させることができました。
また、それに当たって必要な社内における法的手続（株主総会・取締役会等）についても、当事務所にて適正なスケジュールを組み、書式の作成なども全面的にフォローすることにより、円滑に進めることができました。
遺産分割は、単に相続財産を分け合うのみならず、それに派生して様々な法的問題が発生します。この対処は、専門家の助力が無いと困難を極める場合が多いです。
お困りの際は、アステル法律事務所にご相談ください。