遺産分割協議・相続財産調査
被相続人のきょうだいと甥姪(異母きょうだいの子を含む。)との間で遺産分割を行った事案
基本情報
- 関係
- きょうだい
- 年代
- 80代
- 手段
- 調査・交渉
- 状況
- 相続開始後
解決のポイントPoints of resolution
- 相続人調査を行い、依頼者が把握していなかった異母きょうだいの存在が判明。
- 相続財産の中に、被相続人が賃貸していたが公的資料では被相続人のものと断定困難な老朽化した未登記建物があり、解体費用を遺産で負担することとした。
- 被相続人のきょうだいグループと甥姪グループとの間に相続に関する考え方の溝がある中で、利害調整を行って、遺産分割協議を成立させた。
個人を特定されない形で掲載しております。
弁護士からのコメント
被相続人のきょうだいグループと甥姪グループとの間に、従前の交流等にも起因すると思われる感情的な対立があり、相続に関する基本的な考え方に大きな食い違いがありました。
きょうだいグループの方は、ご高齢であることもあり、早期の解決を強く望まれていましたので、老朽化した建物の解体等、遺産について今後新たな問題が生じないようにすることを目標にして、利害調整を行い遺産分割協議を成立させました。